ナレーションを学ぶスクールに通う後輩、がんばれ

学生時代の部活の後輩にすごくおとなしい男子がいまして、あまり自己主張をすることもなく黙々と練習をこなすタイプの男子でした。しゃがれた声で、滑舌がわるく、申し訳ないのですが、正直何をいっているのかあまり聞き取れない感じでした。こういった性格と声質が災いしてか、よく監督に怒られていた男子なんですが、先日久しぶりの集まりで会うことになりました。根が真面目な男子だったので、あまり変わっていないだろうなと思っていたのですが、一目でびっくり。真っ赤なバンダナを巻いて現れたその姿は80年代のロック歌手のよう。時代は進んでいるのにファッションは逆行しているということはさておいて、よくよく話をきいていみるとナレーションを学ぶスクールに通っているとか。

最初はあの声質で決して滑舌も良くないのにどうして。と思ったのですが、よくよく考えてみると他のナレーターにはない武器になるのかもしれない。ということに気づきました。いずれにせよおとなしかったあの青年が、夢をもって突き進むその姿に感動をもらいました。やっぱりやりたいことがはっきりしている人間は輝いていますね。昔の姿からは想像もつかないくらい、自分はこうしていきたいだとか、次はこうしないといけないということが語られていきます。その風貌から誤解を受けることも多い彼ですが、ナレーションを学ぶスクールに通うことで間違いなく輝いていました。

とはいっても、選ばれた一握りの人しか成功できない世界のようで厳しい世界であることは間違いないようです。テレビやラジオでなんとなく聞いているナレーションも、よくよく考えると耳障りがよく印象に残る声ですよね。こういったスクールでしっかりと基礎を学んだうえで自分なりの味付けをしているからこそ耳に残るナレーションができるのでしょうね。この世界で成功するのか、どうなのかは歩みを進めてみないとわかりませんが、一生懸命になれるものに出会えて努力している今があるということはすばらしいことです。しっかりとがんばってほしいと思います。

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